WCCF 07-08 ディフェンダー考察

3バック、4バックが基本ですが、どっちにしろストッパー型とカバーリング型をバランスよく組み合わせてラインを引くのが基本
W字型に並べる5バックもあるにはありますが、あまり一般的でないので除外します


1.あまり密集させない
 密集させた場合、一回の躱しでまとめて2枚抜かれたりすることがあるのであまり密集させない方がいいんじゃないかと思われ
 また、密集させた結果両サイドががら空きとなり、ウィンガーにいいようにされる可能性もあるので
 もちろん最終ライン密集させて、開いた3ボランチでウィンガーに対処するという手もあるが、単純に攻撃に避ける枚数が減ることを考えるとあまりいい方法とは思えない


2.あまり引きすぎない
 いわゆるどん引きですが、カウンター狙いの相手には確かに有効なのですが、ミドルシュート撃たれたい放題という諸刃の剣、白GKを起用しているチームはかなりつらいんじゃないかと思われ
 ただし、LEカーンやITトルドの様な鬼セーブを持つGKの場合そこそこ有効かもしれませんが
 また、攻撃枚数がそれなりのチームが相手の場合は相手のやりたい攻撃をさせる結果になります
 ボックスの上辺あたりかなよりも後ろに引いた場合、こんな感じに


3.4バックの場合、一直線に並べない
 CBをやや下げた段差をつけたラインにすると、いい感じかも
 直線に並べた場合、足の速い選手に裏取られるとそれでおしまいだし
 抜かれかけたらカバーできるような並べ方の方がいいんじゃないかな?いいんじゃないかな?


4.対空戦に強いCBは必須
 主に相手コーナーキック時に効果有り
 また、ディフェンスの頭上を通すループパスをヘディングではじき返してくれたりもするので、単なるクロス対策に終わりません
 また、背がそれほど高くない選手でも対空戦に強い選手はいたりする(アジャラはかなり対空戦に強く、アウダイールあたりもなかなか強い)
 ボク的には、白であればヒーピア、サムエル、パレッタあたりなかなか信頼できると思われ


5.重ねるのも紙一重
 1対1に強いマンマーカーの場合は重ねた方がいい働きをしますが、必ずしもそうでないことも多々あり
 考えなしにすべてのディフェンダーを相手フォワードに重ねるのは実は危険だったり
 重ねられたらすぐにフォワードを動かしてマークを外そうとする方もいますが、あえてそのままにしておくことで相手マーカーをその選手に引き付けてフリーの選手を作ることもできたりします
 ボク的にも、パワーや躱しのテクニックに自信があったりする場合はあえてそのままにしておくこともありますし


気が向いたら続く