継続高校がなぜ参戦したのか妄想してみる

戦う相手を魅了する魔性の女みほりんと一戦もしていないのに、なぜか劇場版で参戦してきた継続高校。新キャラがいないと新味がないとかいう大人の事情は関係なしに考察してみたい。


まずなぜ劇場版前半のエキシビジョンマッチを見にきていたのかです。私は継続高校のメンバーの興味は大洗の特徴である次の二点にあったと考えています。


 1. 非常に雑多な多国籍編成
 2. その多国籍編成の戦車群の整備


継続高校は大戦時のフィンランド軍が使用していた戦車群を使用していると考えられますので、独露の車輌が主力(露戦車は冬戦争以降の鹵獲品)で英国、スウェーデンの車輌が少量あるかないかという編成である可能性が高いです。
航空機はさらにひどく10カ国位の万国博覧会状態だったようで、冬戦争〜継続戦争での工兵の方々はかなり苦労していたらしいです。部品の規格からしメートル法の国もあればヤード法の国もあったので。そんな状況にも関わらず、彼らは共有できる部品や改造によって代品利用したりしてたらしい。


戦車道はとかくカネがかかると想像されますが継続高校が裕福な学校であるとは思えず(モデルが大戦時のフィンランドですし)、裏方の苦労はかなりのものであると考えられます。
しかし資金的に恵まれていないうえに戦車が多国籍編成という共通点があるにも関わらず大洗は黒森峰に勝った。(継続高校は2回戦で黒森峰と当って敗れています)
これがエキシビジョンを観にいった理由ではないかと。


また継続高校が保有していると考えられるIII突G型、IV号J型(IV号に関しては、フィンランド軍は保有していたものの実戦機会なし)、T34-76といった車輌はエキシビジョンにも同型の物が姿を見せている(IV号はH型ですが)ので、普通に参考になりそうですしね。
III号G型とIV号J型に関しては一番保有してそうな黒森峰の決勝戦時編成に入っていないので、もしかしたら史実同様黒森峰から譲られた車輌という可能性もあるのではと妄想たくましく考えてみたり。


要は、西住殿による多国籍編成の運用と自動車部の整備能力に興味を持ってやってきてたのではないかという考察という名の妄想です。多分こう考えたのはアキあたりなんでしょう。ミカ、ミッコあたりはそういうこと考えそうなキャラじゃないし。
で、エキシビジョン観て西住殿に魅せられて参戦。これは描かれていた通りアキ、ミカ双方の希望だったんでしょうね。ミッコは正直よく分かりませんが。


というネタを下敷きにSS書きたいんだけど、まとまった時間が取れない……orz


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