WCCF 09-10 ボランチのドリブルについての考察

ボランチ起用している選手がドリブルで持ち上がっていくところを相手のボランチに潰されてカウンター喰らうというのは、経験されている方も多いと思いますがそのあたりを考察してみた


1.ボランチの位置が低い
ボランチの位置を低いところに設定していると、パスコースを探してドリブルで上がっていく感じあり
ロングパスやスルーパスが得意な選手でもパスコースがふさがれている場合に開いているところを探してドリブルで移動します
もしかしたら連携があるラインを重視する傾向もあるかも知れませんが、そこまで詳細には見ていないので(ただ、パスを出せても同じようなパターンで止められることも多い気がする)
ボランチの位置が低い=前線との距離がありすぎるという意味でもありますので、攻撃陣が天ベタオンリーの場合には顕著


2.OFFが高い選手は自分で持っていく傾向がある
ムンタリやヤヤで経験していますが、OFFが高い選手は高めの位置で設定していても自分で持ってあがろうとする傾向があるように感じます
自らミドルを打てるくらいの位置まで上がったりすることもあり、シュート意識があるということでマイナスばかりではありませんが


また上記のような状況で長い間中盤でボールの奪取が続くと、ボランチの位置が開いたところをケアするためにDFが上がることになるので結果としてさらにカウンターの危険性が上がることもありえます
……ラインブレイクの出番ですねw