歴史もの

「玩物双紙」(新城カズマ)


タイトルを書く段になって「玩物草紙」かと思ってググってみたら、そっちは澁澤龍彦さんの本だった
この本、実は立ち読みでさらさら読んでしまった本だったのですが(ぉぃ)、行きつけの本屋で見つけた際に読み直したく思い購入してしまいました


所謂歴史ものですが、語り部が無機物という非常に面白い造りの話です
その語りの中で松永久秀さんの登場がやたら多いのですが、この本に書かれているイメージだと個人的には甘粕正彦とかなり被るイメージですね
語り部ごとの掌編となっていますので、何が語り部になっているのか想像しながら読むと面白いと思います(最初の掌編は「つくもなす」と名乗っていますのでわかりやすいですが)